BRAKKEコンサルティングの視点
先週、2022年に向けての道のりでいくつかの課題、すなわち労働力不足、労働生産性の低下、そして人件費の上昇について触れました。これらの課題が何を意味するのかは後ほどご説明しますので、まずは損益計算書から見ていきましょう。
利益を伸ばすため、動物用医薬品企業は来年、耐えられる限り価格を引き上げるだろう。これは一部の企業にとっては困難なことではあるが、上場企業にとってはほぼ必須と言えるだろう。そして、あらゆる経費項目が削減のために精査されるだろう。あらゆる場所でコストが上昇しているためだ。出張や娯楽は制限され、研究開発費は精査され、設備投資は上限に引き上げられると予測される。
人材について考えてみましょう。労働市場が逼迫している中での採用には、新たな戦略が必要です。給与の引き上げだけでは限界があります。理想的な人材の定義を変える必要があるかもしれません。完璧な人材が見つからない可能性もあり、その場合は育成が必要になるかもしれません。経営幹部は、コストと生産性に重点を置きながら、リモートワーカーやハイブリッドな働き方をどのように管理するかを決定する必要があります。自動化とテクノロジーへの投資は、スキルトレーニングと並んで、生産性を向上させる最良の方法であると考えられます。
私たちは、動物医療業界に特化した求人サイト「Animal Health Jobs」を通じて、採用について学んでいます。しかし同時に、どんなに困難な道のりであっても、適切な人材をバスに乗せ、適切な席に座らせることが、長期的なビジネスの成功を予測する最良の指標であることも認識しています。
ボブ・ジョーンズ
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