2年ちょっと前、米国の動物用医薬品販売大手3社のうちの1社であるコヴェトラス社は、クレイトン・デュビリエ・アンド・ライス社とTPGキャピタル社の買収により非公開企業となり、今週、もう1社の大手3社も非公開企業となることがわかった。
先週行われた第2四半期の業績報告で、パターソン・カンパニーズで何か戦略的なことが起こっているという兆候が見られた。同社は今週、ペイシェント・スクエア・キャピタルによる$4.1Bの取引で非公開化されると発表した。10月に終了した第2四半期を通じて、パターソンの年初来収益は$3.2億(米国では83%)で、そのうち$2.0億は動物用医薬品事業、$12億は歯科用医薬品流通事業によるものだった。動物用医薬品流通事業は歯科用医薬品事業のほぼ2倍の規模で、業績も歯科用医薬品事業を上回っていた。
また、大手3社の最大のライバルであるMidwest Veterinary Supplyが先月Victor Medicalの買収を完了し、これによりMidwestは米国西部の獣医クリニックへのアクセスが拡大したことも注目に値する。
上場企業が非上場企業になる理由は数多くあります。公的市場の監視からの自由、戦略と運営の柔軟性、評価と市場の不一致、その他さまざまな理由があります。パターソンにどのような変化が待ち受けているのかを知るには来年まで待たなければなりませんが、すべてが前向きなものであることを願います。
ボブ・ジョーンズ