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今週、ネバダ州ローズマン健康科学大学に新たな獣医学部を設立する意向が発表されました。現在、米国には34校の認定獣医学部があり、さらに9校(ローズマン大学を含む)が開校手続きを進めています。現時点では、毎年何人の卒業生が獣医として活躍するかは不明ですが、これらの9校が認定されれば、毎年の卒業生数は大幅に増加することは間違いありません。

米国では、特に食用動物診療において獣医師不足が深刻化しているかどうかは、長年にわたり激しい議論の的となっています。2020年から2021年にかけてのCOVID-19パンデミックは、ペットへの関心が高まり、多くの動物病院で患者からのプレッシャーが高まったため、獣医師不足をさらに深刻化させました。獣医師数の増加は、獣医師(そして専門スタッフ)の「燃え尽き症候群」とそれに伴うプレッシャーを軽減する一つの方法と考えられてきました。

獣医師が感じているこうしたプレッシャーや困難をより深く理解するために、Brakke Consultingのシニアコンサルタント、ジョン・ヴォルクが執筆した、獣医師のウェルビーイングに関する複数の研究論文をぜひご一読ください。ヴォルクと共著者は、メルク・アニマルヘルス社およびAVMA(獣医学医師会)と共同で、非常に洞察に富んだ複数の研究論文を発表しており、近年の獣医療現場における悪影響の影響を具体的に示しています。獣医師の専門職拡大に向けた取り組みが実を結び、獣医師が関係者全員にとってより魅力的でやりがいのあるライフスタイルとなることを心から願っています。

ジム・クロマン

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